
| ひぐらしのなく頃に感想文集(ネタバレ有り) |
| 9月21日 世の中に反し今更ひぐらし開始。予備知識はなんか怖いゲームってくらいだったんですけどマジ怖ぇ。 まず根本的なところからですけどひぐらしの鳴き声が苦手なので始める前から5倍怖い。やってみれば確かに面白いですけど綿流し以降のシーンは泣きそうになりながらプレイ。時々どこからともなく聴こえるラップ音にいちいち怯えながら死ぬ気で鬼隠し編をクリア。続けたいけどもう嫌だ。 9月24日 ひぐらし綿流し編終了。既に後のシリーズがあるからラスト付近で一気に事件が終わりそうな所になってもどこかでひっくり返るだろと思ってたから冷めた感じになってたけどそれが2回も来るとは思わなかったのでやられた。 さっそく祟り殺し編に入らねば。今月中に終わりそうな勢いだ。アニメもアニメイトTVで結構ただで見れるからそっちもチェックしたりしてるので赤ずきんまだ見れてません。ところで鬼隠し編のレナが「ごめんなさい」と連呼するとこの物真似が上手ですボク。 9月25日 ひぐらしのなく頃に感想と考察。 祟り殺し編まで終わり一応問題提起となるシナリオは終了したようなので一応自分なりの考えをまとめてみた。正直もう完結してる話なので今やると終わった人から見れば陳腐もいいところだろうと思うからやりたくなかったんだけどそれをさせてしまうひぐらしの面白さが憎い。あ、どうでもいいけど知恵先生はグラフィック付いたのは萎えるなあ。明らかに埋葬機関の某カレーの人がモデルだろうというのは読んでればわかったし絵を出す必要はないと思った。オヤシロ様は実はロアなんじゃね?くらいに思えるし。 じゃあとりあえず一つ一つのシナリオから。 鬼隠し編 最初は何もかもが不気味だったけど綿流し編をやったあとだと概ね圭一の行動が筒抜けだった理由も見えてくる。レナや魅音が換わってしまったように見えるのは概ね圭一の被害妄想だと思う。レナが斧を持ち出していたのは相当アレだけど多分普通にキレてただけでラストの壊れたような笑いも圭一が『そう聴こえてしまった』くらいのもんなんだろうな。監督に関しても完全にブラフで監督が医者だったから呼んだだけ。 饅頭に針が入ってたってのも被害妄想。普通片付ければ親とか気付きそうなもんだし魅音に「饅頭のことは誰がやったんだ?」って問い詰めた時も『針を』ってところまで聞いてないから異常に辛い饅頭を混ぜただけで圭一の勘違いだと思う。 そうなると鬼隠し編の謎は他のルートでも共通の富竹さんの怪死とラストの圭一の怪死とかかなあ。あと圭一を襲った村人はなんだったのかってところか。魅音が圭一の様子がおかしいから医者に見せたいから捕まえておいて位のことは頼んでも不思議ではないけど。 綿流し編 シナリオ上で大体語るべき部分は語られてるけどこのシナリオの謎はラストの魅音と詩音の死と最後の圭一の死の謎くらいか。梨花が持ってた注射器ってのも謎だけどこれは余りにも情報が少なすぎて考えようがない。あ、詩音と富竹さんが聴いたって言う謎の音も気になる。魅音の変化に関しても鬼の血がどうとかってのはどう考えていいやら。 祟り殺し編 感想をこっちは今まで書いてないから書くけど、他のシナリオも胸糞悪くなるような話ばっかだったけどこのシナリオはそれ以上に胸糞悪くなるようなシナリオだった。沙都子の境遇が酷すぎて辛くて涙が出るような地獄のシナリオ。そして圭一が狂気に刈られ最終的には村人全滅。ナンデスカあのエンドロールは。別の可能性を描いたシナリオっていうから変化球かと思ったら暴投でしたって感じだ。 そしてここまでくるともう推理も糞もないよなあ。サスペンスですらなくただのホラー物であるとさえ思えてきた。それはそうと殺人計画を思いついた時の圭一はFateの士郎みたいだったよね。 一番の謎はどうだろ?仮に圭一が願うだけで人を殺せる力が本当にあの時点であったとして監督や大石さんはともかく梨花に関してはまったくそんなこと思ってないんだよなあ。それと死に方が例の鬼が人を喰う時の殺し方だったのも気になる。また沙都子の叔父のことだけどこれも沙都子の被害妄想って可能性もないでもないと思う。綿流し前日の壊れ方を見ればその場に叔父がいなくても恐怖は感じるだろうし死体は実際見つかってないわけだし。そうなると死体が消えた謎があるけどこれは誰かが掘り起こして始末したと考えるべきかな。 あ、圭一が別世界に迷い込んでしまったみたいのは推理のしようもありません。 次にメインキャラの行動に関してちょっと振り返ってみる。 まずはレナ。上記したようにその狂気染みた行動のほとんどは圭一の被害妄想だと思う。鬼隠し以降はほぼまともな位置にいるし時折キレた時の言動をみればほとんどその行動に矛盾は感じられないように感じる。 そうなるとオヤシロ様の祟りと何か関係があるだろうというのがレナの大きな謎かな。 魅音は綿流し編で語られたことが概ね間違いないだろうし過去の事件に関わっているのは確か。殺意を持って動いたように見えるのは綿流し編だけのように見えるし。勿論、富竹さん殺しや鷹野さん殺しにも関わっている可能性もあるけどこっちに関しては理由は後述するけどまだよくわからない。 沙都子はなー。別に沙都子自体が狂ってるという描写は特にないしなー。関連付けてしまうけど悟史の消えた理由が不透明すぎることと祟り殺し編のラストで語られた宝物殿(だっけ?)にうっかり入ったことがあるって言うのがキーになるのかな。 梨花は余りにも語られていることが少なすぎるけど綿流し編の注射のことと祟り殺し編で何故殺されてしまったのかが気になる。 で、ここまで推理じみた事をしてみたけど結局推理って言うより憶測に過ぎないんだよなあ。推理物にも関わらず物語上で推理する立場の圭一がすぐ狂っちゃうから完全に憶測で考えるしかないからロジックの組みようがないんだよなあ。推理物にありがちな不必要な情報を必要なように見せるっていうのはかろうじて行われてるけど主観の圭一が狂ってるからそれがミスリードなのか本当に意味がないのかもわからない。 更に提示されてる情報が何もかも不透明すぎるから憶測するしかないわけで。そもそもこれは正しいだろうと思うことも大体ここがこうならそこもそうなるはずみたいな辻褄合わせばっかりだから確証が持てないことばっかりなのもなあ。 個人的にはやっぱり祟りを信じるというのは気に入らないので人間説を押したい。そして犯人は鷹野さんが相当に怪しいと思ってる。鬼隠し編のラストで「死んだと思っていた人間が生きていた〜」みたいな描写が監督にされるけどそれ自体はブラフでそういうことをする人間はいますよというヒントに取れば鷹野さんの死に方は燃やされて身元の確認がしにくいとか綿流し編のラストの死亡推定時刻の食い違いとかも合わせて充分に疑わしい。そもそも祟り殺し編で富竹さんを殺したような発言をするのもなあ。逆にこれは怪しくなかったりしないでもないけど。 ところで圭一ってそうとうなダメ人間だよね。あとほんの少し空気を読んでる行動をしたり好奇心を抑えたりすれば特に事件もなく済んでるんじゃないのって思う。Fateとかで士郎の何も考えていない行動が批判されまくってたけどその10倍は酷い。祟り殺し編は気持ちはわかるけどね。 まあとにかく面白い。これはリアルタイムで参加したかった。これだけ膨らませた設定をどうなったのか知らんけど完結させたのは素直に凄い。 けど一番すげーと思うのはあれだけどうよ?と思っていた絵が気付けばアレでなければひぐらしではないとまで思えるようになったこと。怖いなあ。 9月29日 ひぐらし目明し編クリア。風邪で引き篭もってるから他にやることがないのだ。ネタバレ注意 回答編の開始といっても綿流し編の真実をある程度まで語ったというだけに終わってたのが歯がゆいけど終盤感じてた違和感も解決。しかし双子の入れ替わりってのは基本だけど前提から崩されてるとは… しかし薗崎家が全くかかわってないというのは予想外だったな。途中までの推理だと園崎家も実際に殺人に関与しててそれ以外の部分をオヤシロ様の祟りになるように利用している殺しがあるというものだと思っていたので。完全に外してしまった感じだ。 とりあえず謎が多いのは梨花とレナだよなあ。梨花は今回異常な面を見せたりレナも毎度毎度不気味な面を見せたりしてる。それと気になるのがここまでやってきて鬼隠し編だけ独立しているように見える位置にあること。暇潰しは別として綿流しと目明しは繋がるし祟り殺しもその二つに近い位置にあるように感じるけど鬼隠しだけは今の所独立した位置にあるんだよなあ。更に鬼隠し編で圭一が狙われた理由も他と比べると余りにも曖昧すぎだし。考えるのも楽しいけど早く先がみたい。 9月30日 ひぐらし罪滅ぼし編までクリア。 え?なにこれ?ギャグ?みたいな話だった。もしくは被害妄想はよくないよー。という教訓。 しかしレナの背景を描きつつ鬼隠し編の逆再現見たいな感じで進行していったわけだけどその中で明かされた鬼隠し編の真実はやっぱり圭一の被害妄想だったのか。おはぎの針も辛いだけとは。注射器がマジックだったのは流石にわからないけどこれは魅音が悪いよなー。「富竹さんと同じ目にあってもらう」って死人の名前を口にするなよ。でもいよいよ連続怪死事件も連続性が疑わしくなってきた。本当に事故と事件が重なっただけなのかも。 連続性といえば罪滅ぼし編も結局村全滅するというクリア後のTIPSはあんまりだと思った。祟り殺し編では圭一がそう願ったから、暇つぶし編のラストではそれが再現された形の未来だからだと思ったけど今回も大災害が起きたということは共通する部分だと梨花の怪死なんだよな。結局罪滅ぼし編の後に梨花は怪死を遂げて翌日に大災害が起きてるわけだし。綿流し編=目明し編では大災害が起きてないのは梨花が怪死を遂げたのではなく自殺したからだし。ちなみにあの時詩音に会いに行った理由は罪滅ぼし編で梨花がレナに接触してきた理由と同じ理由だと思う。 とにかく梨花が怪死を遂げることで大災害が起きてしまうのは避けられないことになるんだろう。鬼隠し編はその後どうなったかが詳しく説明されてないけど多分梨花は死んで村も壊滅すると思う。いつだかのお疲れ様会で富竹さんは異変の始まりを示す合図だとか言われてたけど梨花は終末を告げる合図だな。 ところでここに来てSF染みた設定が。単純にIFの世界を見ているのではなくやりなおされている箱庭的な世界だったとは。最近でいうとハルヒのエンドレスエイトみたいな感じなんだろうな。そして梨花だけが世界のカラクリに気付いているという感じか。それがどうしてかはわからないけど。単純に気付いてしまってそのせいで2重人格みたいになってるのかもしれない。お疲れ様会でやけにビールを飲みたがるのは伏線だったのか(笑 とりあえず暇つぶし編で見せた予知能力やTIPSで梨花の母親が感じていた疑問はこれで一応説明がつくかな。梨花は世界のカラクリには気付いているけどどうやっても悲劇的な結末しか訪れず諦めているんだろう。 世界が繰り返されているという前提でいえば後ろについてくる足跡っていうのは過去に同じ道を辿ってしまった自分っていうことなのかな。 そうなってくると世界のカラクリを作ったのは誰かってことになる。やっぱり鷹野さんが怪しいんだよなあ。鷹野さんが圭一なり詩音なりレナなりにオヤシロ様のことを話すのがきっかけに何かが始まることが多い。富竹さんが始まりの合図で梨花が終わりなら鷹野さんは合図を鳴らす人みたいな感じ。けど梨花の大人びた方の人格が鷹野さんっぽいのはなんなのかな?気のせい?しかし実に疑わしい鷹野さん。というかそれ以外に疑わしい人がいないんだけど。 仮に鷹野さんが世界の創造主に当たる人だとするとこうなるわけだ。 たかの「やっときましたね。おめでとう! このゲームの しんそうにたどりついたのは あなたたちがはじめてです」 けいいち「ゲーム?」 たかの「わたしが つくった そうだいな ストーリーの ゲームです!」 レナ「どういうことかな?かな?」 たかの「わたしは へいわなひなみざわに あきあきしていました。 そこでオヤシロさまをよびだしたのです」 みおん「なにかんがえてんだ!」 たかの「オヤシロさまは ひなみざわをみだし おもしろくしてくれました。 だが それもつかのまのこと オヤシロさまにもたいくつしてきました」 さとこ「そこで ゲーム‥か?」 たかの「そう!そのとうり!! わたしは あくまを うちたおす ヒーローが ほしかったのです! けいいち「なにもかも あんたが かいたすじがきだったわけだ」 たかの「なかなか りかいが はやい。 おおくの モノたちが しんじつにたどりつけず きえていきました。 しすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしにいきぬいていく すがたは わたしさえも かんどうさせるものがありました。わたしは このかんどうを あたえてくれた きみたちにおれいがしたい! どんなのぞみでもかなえてあげましょう レナ「おまえのために ここまできたんじゃないよ!よくも わたしたちを みんなをおもちゃにしてくれたな!」 たかの「それが どうかしましたか?すべては わたしが つくった モノなのです」 けいいち「おれたちは モノじゃない!」 たかの「かみに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ! どうしても やるつもりですね これも いきもののサガか‥‥ よろしい しぬまえに かみのちから とくと めに やきつけておけ!!」 違うか… 10月2日 ひぐらし皆殺し編クリア。 やっぱ鷹野さん黒幕じゃねーか!沙都子救出の辺りとか祭具殿に入った辺りで嫌なイメージが消えてたから油断した。 とりあえずいっきにほとんどの謎も氷解したかな。祟り殺し編で見えてこなかった大災害や圭一が死ななかった理由も判明したし。鷹野さんの動機は皆殺し編のラストで出てきた戦争中の雛見沢症候群を研究してた鷹野一ニ三って人と関係してるのだろうか。祖父か父親ってところだろうけど。でもヤツの性格上それはなさそうだけど。 しかしこの話は改めて推理とかするゲームじゃないと思った。前半やっていたころは真相に迫るシーンが早く見たくて早く終われと思っていた日常パートこそこの物語には外せない話だったんだなあ。梨花とその仲間達が幸せな未来を手にするために戦う話だこれは。 沙都子を救うために村人を説き伏せて日常を取り戻そうとする下りの仲間のつながりは見ていて非常に心強いものだったし感動した。これはハッピーエンドの大団円じゃなかったら暴動だねこりゃ。どうあれ富竹さんは確実に死んでしまうのだろうけどまあ目をつぶろう。 でもやるべきことをほとんど皆殺し編でやってしまっているだけに最終章をどのように展開させるの書きになるなあ。 10月9日 つーわけでひぐらし終了。 余りにもご都合主義としかいいようのない展開だったけど敵の強大さに対して完全勝利するためにはご都合主義に頼る他ないのはまあ仕方ないので目をつぶるしかないのか。 といっても赤坂の登場からの活躍とかは普通に燃える展開で楽しかったけど。あとイリーの変態振りが最高だった。最終決戦の沙都子のトラップの圧倒的さと魅音の万能ぶりはちょっとありえねえだろと思ったけど。そしてその2人の活躍に対し圭一とレナの活躍がほとんどなかったのが残念だった。皆殺し編であれだけ圭一が運命を破る力があるとか言われててほぼ何もしなかったのはどうなのだ。あと梨花も皆殺し編のラストであんな思いをしてまで記憶を引き継ごうとしたのに引継ぎ失敗してるのも残念だったなあ。 でもその残念な部分を差し引いてもそこまで至るまでにおいて間違いなく楽しめるゲームだったし、完結してから始めてほぼ次を待たずにプレイしてた自分が言うのもなんだけど終わってしまうのが非常に残念に感じる話だった。 絵がアレだったり今更始めるのがめんどくさいという人も多いと思うけどそれは非常に勿体無いと思います。騙されたと思って初めてみれば必ずその世界観に引き込まれ恐怖と疑心暗鬼に満ちた世界へ誘ってくれる筈です。 |